想定される機器・用途
「資格を持つ人だけが操作できる」「誰が操作したか記録が残る」を実現したい機器が対象です。
生産設備・HMI
検査装置
ロッカー・保管庫
車両・フォークリフト
フィットネス機器
受付端末・キオスク
「誰が・いつ・どの機器を」をシステムへ渡す構成
操作者認証の基本構成は、機器に取り付けたリーダーが社員証などの資格情報を読み取り、そのIDを機器の制御システム(PLC・HMI・上位システム)へ渡して、許可判定・記録を行うというものです。判定・記録のロジックはシステム側が担い、リーダーは「確実にIDを読み取り、決められた形式で渡す」役割を担います。
このため機種選定では、対応カード技術に加えて「どの接続方式・出力形式でシステムへ渡すか」が重要な確認項目になります。ELATEC TWN4シリーズは、機種によりUSB(キーボード入力・PC/SC等)、UART/RS-232、RS-485・Wiegand・OSDP(オプション)などの接続に対応します。
既存の社員証を活かせる可能性
入退室や複合機で使っている社員証を、そのまま産業機器の操作者認証にも使えれば、カードの追加発行や二枚持ちを避けられます。TWN4シリーズは複数のカード技術を1台で扱えることを特長としており、既存カードを活かした構成を検討しやすいプラットフォームです。
ただし、実際に読み取れるかどうかは、カード技術・読取範囲(ID読取かセキュア認証か)・機種・構成により異なります。お使いの社員証の技術が分からない場合も含めて、専用フォーム(対応カード確認)から個別に確認します。
設置環境による読取条件への注意
産業環境では、オフィスと異なる読取条件への配慮が必要です。以下のような条件は、読取距離・安定性に影響することがあります。
- 金属筐体・金属パネル: アンテナ周囲の金属は読取性能に影響することがあります。取付位置・開口設計の検討が必要です。
- 温度・粉塵・水分: 動作温度範囲・保護等級(IP等級)が設置場所の条件に合うかを確認します。
- 取付位置・姿勢: 操作動線に対して自然にかざせる位置かどうかは、現場での使い勝手と読み取り成功率に直結します。
- 周囲の電気ノイズ: インバータ・モータ等のノイズ源が近い場合は、実環境での確認が重要です。
これらの影響度は環境により大きく異なるため、効果や読取性能を事前に保証することはできません。量産・展開の前に、実機・実環境での評価を行うことを強くおすすめします。
接続方式・設定・アップデート
接続方式とホスト連携
設定・アップデート
実機評価をおすすめする条件
次のいずれかに当てはまる場合は、机上検討だけで確定せず、実機・実環境での評価を計画に含めてください。
- リーダーを金属筐体・金属パネルへ組み込む、または近接して取り付ける場合
- 高温・低温・粉塵・水分など、一般的なオフィス環境と異なる場所へ設置する場合
- 複数のカード技術(新旧社員証など)を併読する必要がある場合
- セキュア領域・暗号認証を利用する場合
- 読み取り結果を既存の制御システムへ組み込む場合(出力形式・タイミングの適合確認)
評価・PoCの対応範囲と費用は、内容を確認のうえ個別にご案内します。
お問い合わせ
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