EPC エンコーダ/デコーダ・TID 解析

SGTIN-96 / SGTIN-198 / SSCC-96 / GRAI-96 / GIAI-96 の変換、Hex・ASCII・2 進変換、PC ビット計算、TID からのチップ判定

GS1 コード → EPC(16 進)

GTIN などの GS1 コードとシリアル番号から、RFID タグに書き込む EPC の 16 進値を作ります。URI からの変換もできます。

EPC(16 進)→ GS1 コード

リーダーで読んだ EPC の 16 進値を貼ると、方式・フィルタ値・GS1 コード・シリアル番号に分解します。

例の値は GS1 EPC Tag Data Standard 2.3 付録 E.3 の掲載値です。

一括変換(1 行 1 件)

16 進の EPC、EPC Tag URI、Pure Identity URI、GS1 要素文字列、TID(E2 で始まる 16 進)を 1 行に 1 件ずつ貼ってください。種類は行ごとに自動で判定します。結果は CSV で保存できます。

TID 解析(チップメーカー・型番の判定)

TID メモリ(バンク 10)の 16 進値を貼ると、GS1 が公開しているマスクデザイナー ID(MDID)一覧から、IC チップのメーカーと型番を判定します。

例のボタンは、MDID と型番番号(TMN)の組み合わせから作った合成値です。実在する個別タグの値ではありません。

MDID 一覧(GS1 公開データ)を表示

Hex ⇔ ASCII ⇔ 2 進 変換と長さチェック

どれか 1 つの欄に入力すると、ほかの欄が自動で変わります。ASCII 欄は UTF-8 として扱い、表示できない文字は「.」で示します。

PC ビット(プロトコル制御ワード)の計算

EPC メモリの 10h〜1Fh にある 16 ビットです。EPC の長さ(ワード数)などを表します。

PC ワードの読み取り

計算の根拠

このツールの変換は、GS1 の EPC Tag Data Standard(TDS)Release 2.3(2025 年 10 月批准)に従っています。表と式は次のとおりです。

1. EPC の 2 進構造(TDS 14 章)

方式ヘッダー全長構成(ビット数)
SGTIN-9630h96ヘッダー 8 + フィルタ 3 + パーティション 3 + 事業者コード M + インジケーター/商品アイテムコード N + シリアル 38(10 進整数)
SGTIN-19836h198ヘッダー 8 + フィルタ 3 + パーティション 3 + M + N + シリアル 140(7 ビット文字 × 最大 20 文字、残りは 0)
SSCC-9631h96ヘッダー 8 + フィルタ 3 + パーティション 3 + 事業者コード M + 拡張子/シリアル参照 N + 予約 24(すべて 0)
GRAI-9633h96ヘッダー 8 + フィルタ 3 + パーティション 3 + 事業者コード M + 資産種別 N + シリアル 38(10 進整数)
GIAI-9634h96ヘッダー 8 + フィルタ 3 + パーティション 3 + 事業者コード M + 個別資産参照 N(10 進整数)

M と N は「パーティション表」で決まります。パーティション値 P = 12 − 事業者コードの桁数 です(4〜5 桁の事業者コードは 6 桁として扱います。TDS 7.1)。数値の欄は 10 進の値をそのまま 2 進にし、左側を 0 で埋めます。16 進表示は 16 ビット(1 ワード)単位まで右側を 0 で埋めます(SGTIN-198 は 198 ビット → 208 ビット = 52 桁)。

2. フィルタ値(TDS 10 章)

3. GS1 コードとの対応とチェックデジット(TDS 7 章)

4. PC ワード(TDS 15.1.1 表 15-1)

5. ヘッダー値一覧(TDS 表 14-1 から抜粋)

6. TID の構造(TDS 16 章)

7. 出典(取得日: 2026 年 10 月 21 日)

  1. GS1『EPC Tag Data Standard (TDS) Release 2.3』Ratified, Oct 2025 — https://ref.gs1.org/standards/tds/(7 章、10 章、12 章、14 章、15 章、16 章、付録 A、付録 E)
  2. GS1『Mask Designer ID (MDID) Assignment』 — https://www.gs1.org/epcglobal/standards/mdid
  3. GS1 MDID 一覧 JSON(version 2026-04-22T14:29:20Z) — https://www.gs1.org/docs/epc/mdid_list.json

往復変換テストの結果は同じフォルダの README.md に記載しています。