UHF帯RFIDアンテナの読取パターンに対する使用者の影響

16.12.2019
Expert article

RFIDの読み取りパターンと使用者による影響

ここでは、さまざまなUHF帯RFIDアンテナの読み取りパターンが使用者によってどのように影響を与えるかについて説明します。

アンテナによって異なる電波放射(読取)パターンを持っており、周辺のものが読取パターンに影響を与えます。3つの異なるアンテナとその読み取りパターンが使用者によってどのように影響を受けるかを見ていきます。

1. 円偏波の指向性UHF帯RFIDアンテナ

Nordic ID Sampo は、他のアンテナよりもタグの向きに対して影響を受けない、円偏波の指向性アンテナを内蔵しています。標準読取範囲は、フルパワーで6mです。

デバイスを操作する使用者によって、リーダーからの無線信号がブロックされ、読取範囲に影ができます。(これは、RF信号を減衰させる水が人体に含まれているという事実に関係しています)。このため、使用者の背後にあるタグは読みにくくなります。読み取り範囲はプログラミングで狭く制御することもできますが、人間の影響はほぼ同じままです。この場合の利点は、例えば、店頭で使用する場合に、リーダーが設定された読み取りエリアに置かれたもの以外のアイテムを読み取らないことです。

図 1. 側面および上からの読み取りパターンと、人間の影響

2. 無指向性UHF帯RFIDアンテナ

特定面において無指向性アンテナの読み取りパターンは、あらゆる方向に均等に電力を放射します。たとえば、アンテナ構造がクロスフォーメーションの2つのダイポールアンテナで構成されている場合、リーダーはタグの向きに対して影響を受けません。

例えば標準読取範囲は3m。在庫取得状況では、読取範囲が短くなります。この場合、最良かつ最速の結果を得るために、読取中のものに近づきすぎることはお勧めできません。経験として、衣服ラックのすぐ横にいる場合、最適な読取距離を得るために後ろに2歩ほど下がる必要があるということです。

デバイスを操作する使用者は、リーダーアンテナからの無線信号をブロックします(人体にはRF信号を減衰させる水が含まれています)。使用者の背後にあるタグは、デバイスの前にあるタグほど読みやすくありません。

図 2. 側面および上からの読み取りパターンと、人間の影響

3. 指向性UHF帯RFIDアンテナ

指向性アンテナは、アンテナからまっすぐに最も効率的に電力を放射します。アンテナ構造がクロスフォーメーションの2つのダイポールアンテナで構成されている場合、リーダーはタグの向きに対して影響を受けません。

例えば標準読取範囲は5m。この場合、最良かつ最速の結果を得るために、読取中のものに近づきすぎることはお勧めできません。経験として、衣服ラックのすぐ横にいる場合、最適な読取距離を得るために後ろに2歩ほど下がる必要があるということです。

デバイスを操作する使用者は、リーダーアンテナからの無線信号をブロックします(人体にはRF信号を減衰させる水が含まれています)。使用者の背後にあるタグは、デバイスの前にあるタグほど読みやすくありません。

図 3. 側面および上からの読み取りパターンと、人間の影響

シェン・ヒーローは電波に関するスペシャリストです。最適なタグをリーダーやシステムとともにご提案します。

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